七夕の時期に外国からゲストが来たら、短冊が下がった笹飾りをあらゆるところで見かけるはずです。
「あれはなに?」と聞かれるのは間違いないでしょう。
七夕についてどう説明しますか?
まず、日本語で考えてみてください。
ちゃんと説明できましたか?
当たり前の日常の一部になっていることを、言葉にして説明するのは結構むずかしいものです。
それも小さな子供に説明するのとはちがって、大人に対して行事の意味合いを説明するとなると、あれ?なんで?と思うことがあります。
わたしも七夕については織姫と彦星の話は覚えていましたが、「短冊に願い事を書くのはなぜ?」という質問にはつまってしまいました。
なんで短冊なのか、みなさん考えたことありますか?
わたしはなかったです(汗)
ということで、わたしの失敗からみなさんに学んでいただくために、英語で説明する七夕、いきたいと思います。
– 七夕は中国の伝説に由来する行事です。
Tanabata is a star festival originally from Chinese legend.
– 天の川にへだてられた織姫と彦星が7月7日の夜にのみ会えると言われています。
A couple represented by bright summer stars Vega and Altair is said to be united only on July 7.
(織姫、彦星という名前は音節が多く、聞いてもわからない場合が多いため、わたしはゲストによっては名前は省きます。)
– 短冊に願い事を書いて、笹に飾ると願い事がかなうと言われています。
It is said that your wish will be granted if you write it on a rectangle piece of paper and hang them on bamboo.
– 7月7日に笹を川に流すと、天の川に届き、織姫が願いをかなえてくれるのです。
If you set the bamboo afloat on a river on July 7, it is said that it will reach the Milky Way and deity Orihime will grant your wishes.
– 短冊に書くようになったのは江戸時代(数百年前)からで、子供達の学校で俳句を書く短冊を使ったことから始まり、その後その風習が定着しました。
They started to write their wishes on a rectangle sheet of paper, which was to write haiku on, in children’s schools several hundreds years ago. Then, the custom spread all over Japan.
いかがですか?
外国の人に日本の風習を説明することで、自分も勉強になりますよね。それがガイドの醍醐味のひとつでもあるとわたしは思っています。
七夕にはこれ以外の風習やお祭りもありますが、それらを英語で説明してみませんか?文章を作ったら、ぜひFacebookでシェアしてくださいね!