海外の知人やホームステイ先に、日本からおみやげを持っていくとき、何を選んだらいいでしょうか?
実は、スーツケースの中に余裕で入って、誰からもとてもよろこばれるおみやげがあります。
日本からのおみやげに迷ったらこれ!ということで、私のオススメをご紹介します。
…その前に、私が10代の頃はじめて海外に行った時に持って行ったおみやげのことを話したいと思います。何を持って行ったらいいか考えた上で私が選んだのは「茶道のふくさ」でした。
それも10,000円以上する織物のだしふくさ(出袱紗)を選びました。
京都に修学旅行に行って、西陣織の小物をおみやげに買って帰るのと同じ感覚だったように思います。
当時の私が考えるところの「ザ・日本」はそういうイメージだったわけですが、今考えるとそれほど良い選択だったとは思いません。
正方形の織物、それも真ん中に折り目がしっかり入っていて、平たく置きづらいとなると、何に使っていいのかわかりません。花瓶の下に敷けるかな?と思っていましたが、そもそもそのお宅には花瓶を置く場所も習慣もありませんでした。
その反省から、いろいろなものを試しましたが、なかなか「これなら楽に持っていけて誰にでもよろこんでもらえる!」おみやげは見つかりませんでした。
海外へのオススメおみやげは!?
ところがある日、遊びに行ったアメリカ人の友人宅に、自宅の壁に日本のハンカチと手ぬぐいを飾っているのを見つけました。
周りに額をつけて、アーティスティックに飾ってあったので、はじめは気づかず。
でもよくよく見ると・・・これって日本のハンカチじゃない?しかもこっちは手ぬぐい(日本タオル)では!??
日本に行った際に購入し、とても気に入ったので飾っているそう。自宅に遊びにくる人たちからも好評とのことで、「今度来る時たくさん買ってきて!」と頼まれました。
それから、海外にいく際、日本からのおみやげとしてハンカチや手ぬぐい、ときにはふきんを持っていくようになりました。
これが本当にびっくりするくらいよろこばれるんです。
柄がきれい、色が美しい、アーティスティックすぎる・・・などなど皆さん本当に気に入ってくださいます。
ゴジラの手ぬぐい!こういうのもきっと喜ばれます!
こういうのは掛け軸みたいに飾れますね。
ふきんならこんなのいいと思います。
10,000円超のふくさと違い、一つ500円前後のものばかり。中には3つで1000円とかのものもありましたが、大事なのは値段ではないんですよね。
だいたい、海外では日本と違って「おみやげ」という文化がありませんから、大行なものを持っていくと相手もどうしたらいいのか困ってしまうことがあります。
とはいえ、何も持っていかなくてもいいとわかっていても、手土産がないとやっぱり気になるというのが日本人の心。私もそうです。
だから、私は「ハンカチ」「手ぬぐい(日本タイル)」「ふきん」の三大アイテムをおみやげに一押ししてます。
ちなみに外出先のトイレにペーパータオルやエアドライヤーが常備されている国では、自分のハンカチを使う習慣がないためハンカチを携帯しない人が多いです。
でも、必ずしも本来の用途として使ってもらう必要はないわけです。
贈り物は、喜んでもらえることが一番ですよね。
海外の場合、簡単に持っていけることも大事。
ということで、みなさんもぜひこの三大アイテムを日本からのおみやげにいかがでしょうか?